【2007/09/20】
■ 「ニコニコ動画」のアカウントを取ったら負けかな団、結成!?
ネットのコミュニティに筆者は、入り込めるならとりあえずみんな入ってみて、一通り遊んでみる。もっとも、外部から眺めて面倒そうだったり、印象が悪かったりすると、最初から手を出さない人のほうが多そうだ。たとえば、「2ちゃんねるなんか見たことない」「ミクシィはめんどくさそう」「はてなはちょっと……」などは筆者が聞いた言葉だ。「ARTIFACT@ハテナ系」によれば、「ニコ動のアカウント取ったら負けかな団」が結成されたとのこと。ユーザー数もコンテンツ数も急激に膨張しているニコニコ動画の、アカウントを取らないでどこまでネット社会をしのげるか挑戦する集団らしい。アカウントを取得しないと動画を見ることができないニコニコ動画を、誰もが見られるのが当然のように扱う人がいるのが気にくわない、といったあたりがどうやら結成の動機のようだ。もっとも、これはシャレだろう。ただ、ニコニコ動画をブログに貼り付けている人は、知らず知らずに小さな反感を買っていた?
めたるまん(山崎一幸)
■ プログラマーは「マシン語」を理解して初めて一人前? 議論に
ニコニコ動画あたりでは「おじさんホイホイ」と呼ばれる種類のコンテンツがある。早い話が、80年代や90年代あたりに流行した、ちょっと懐かしいネタのことだ。ニコニコ動画のコメントで「なつかしー」と絶叫している皆さんは、実は結構なお年だということでもある。その昔、「マイコン」などという言葉が当たり前に使われていた頃は、「マシン語」も当たり前に使われていた。 CPUの処理速度や、メモリーの実装容量が、いまから比べればたいへんに貧弱な時代だったから、プログラミングに手間が掛かっても、マイコンを効率よく動かせるマシン語が必要だったわけだ。その「マシン語のすすめ」がなぜか急に、ネットの一部で盛り上がっていたのだった。ユビキタスエンターテインメント社長兼CEOで、ブログ「港区赤坂四畳半社長」のオーナー氏だった、清水亮さんのはてなダイアリー「shi3zの日記」が震源だ。未踏ソフトウェア創造事業でスーパークリエーターに認定されている清水さんが書いた「当然のことながら、プログラムというのは、マシン語を理解して初めて『書ける』と言うのです」と強烈に決めつけた冒頭で始まるテキストは、様々な世代のプログラマーの皆さんたちを中心にたちどころに広まった。数多くのブログに、興味深い感想や反論などが掲載されている。
めたるまん(山崎一幸)
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