【2007/10/05】
■ 画期的「バーチャルヒューマノイド」にスポンサーがないのは?
寒くなってくるともうまもなく、「今年のクリスマスは中止になりました」という通知が出回る季節になる。たいへんにありがたい通知だが、ほんとうにクリスマスが中止になるわけがない。だからどうしても、イブの夜にはPCの画面に映し出された綾波レイなど2次元キャラを相手に、フライドチキンやクリスマスケーキを食べたりする人が出てくるわけだ。さて、4日夜にGoogle日本オフィスで開かれたイベント「Engadgetオフライン東京」は、一足早い大規模なクリスマスパーティーといった盛り上がりようだった。会場に置かれた目を引くガジェットの群れの中で、ひときわ高い注目を集めたプレゼンテーションが「バーチャルヒューマノイド」だった。緑の布をかぶっただけのつるんとしたロボットが、ヘッドマウントディスプレイごしに眺めるとまるで本物の女性のように見える、というたいへん画期的な技術だ。このすばらしい技術をスポンサーに説明するのに、開発者氏は何を勘違いしたのか「画面とイブの夜」のような情景をプレゼン資料にしていたらしいのだ。その影響があったのかどうか、いまはスポンサーがないという。この魅力的な装置は、12日から14日まで秋葉原UDXで開催される「ASIAGRAPH」で実際に見られるそうだ。研究のスポンサーも募集中だ。
めたるまん(山崎一幸)
■ ウソとほんとうの情報が入り交じる2ちゃんねるの正しい使い方
「アルファルファモザイク」で、2ちゃんねるのニュース速報VIP板に立ったスレッド「クレジットカード作ったんだが」を紹介していた。「どうやって使えばいいの?」と、質問は簡潔だ。これに「番号教えてみ」「磁石でごみとっといたほうがいいよ」などとウソのアドバイスが相次ぐのはVIPらしい展開だ。詳しいログが、「カオスちゃんねる」にある。正しい情報とウソの情報を雰囲気からより分けて、正しい項目だけにまとめていっているのだ。7年前のテレビ番組で、ひろゆきさんが発言した「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」の精神は生きている。
めたるまん(山崎一幸)
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