【2007/10/22】
■ 台湾・中央大学のアニメファン258人大合唱! ニコニコ動画で高アクセス
音楽は国境を越える。どんなに離れた土地で作られた音楽でも心に響くときがある。そんなすてきな曲なら、いつの間にかメロディーラインやリズムを覚えてしまい、鼻歌になって出てくることもある。でも、歌詞となると別だ。外国語の歌詞であれば、腰を据えて覚える努力をしないと頭に入ってこないだろう。ニコニコ動画で20日に投稿されてから急激にアクセスを伸ばしているのが、「せっかくだから台湾人258人で一緒に組曲『ニコニコ動画』を歌ってみた!」である。台湾の中でもたいへん優秀な皆さんが勉学に励んでいるという中央大学で14日に撮影されたものだ。アニメファンの学生が集まる中央動画社の258人が、プロジェクターで映写された日本のアニメにあわせて、力強く歌っているのだ。しかも皆さん、日本語もかなりマスターされている。アニメソングが合唱されるような光景は、日本のカラオケボックスならばありふれているわけだけれど、これが台湾で、しかもこれだけの人数で歌われてしまうと、筆者は感激してしまうのだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ DSがターンテーブル代わり、スクラッチするソフト「DScratch」
ニンテンドーDSは、ゲームソフトを納めたカートリッジを差し込んで遊ぶ。カートリッジは工場で生産されるため、個人レベルで作られたDS向けソフトでカートリッジを製造することは難しく、本来は流通しないはずだった。最近、アキバあたりでものすごい勢いで売れている「マジコン」と呼ばれる種類のカートリッジを使えば、PCのようにネットで見つけたソフトで遊ぶこともできる。つい違法コピーと結びつけてしまうのだけれど、それ以外の使い方もある。「ひろぶろ」で知ったのが「DScratch」だ。アナログレコードとターンテーブルを使うスクラッチを、DSでできるようにするソフトだ。公式サイトではアルファ版のファイルを公開している。スタイラスとボタンで音楽再生をコントロールしている様子は、YouTubeに掲載されている。このソフト、需要はあんまり多そうではないので、マジコンがなければ日の目を見ることはなかっただろう。
めたるまん(山崎一幸)
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