■ ネギを持った「はちゅねミク」で遊ぶ、自作のDSソフトが登場
　Firefoxの検索窓をマイクロソフトの「Live Search」に切り替えてみた筆者だけれど、FirefoxのメニューバーにWindowsフラッグが表示されているのは、いろんな意味でややこしくて楽しい。初音ミク騒動ですっかり株を上げたLive Searchだが、同じくマイクロソフトが運営する「MSN」のトップに「Live Searchで初音ミクを画像検索！」と、自慢たっぷりのリンクが登場している。このリンクも、FirefoxやOperaだと素直に表示されるのだけれど、Internet ExplorerではMSNを「ホームページ」に設定しておかないと現われてこないというややこしい状態になっていて、これもまたおもしろい。それはさておき。初音ミクをニンテンドーDSでいつでも楽しめるハックが登場している。DSの画面の中に現われる、ネギを持った初音ミクをコントロールできるというソフトがあるのだ。22日にも紹介した「マジコン」を使う。正確には初音ミクではなくて、3等身にデフォルメした「はちゅねミク」だし、そもそもなんでネギを持って振り回すようになったのかも「風が吹くと桶屋が儲かる」ぐらいの過程があるわけだし、本来はバーチャル歌手ソフトのはずなのにボタンでネギを振らせるのがとても楽しそうなのも謎だ。もうふつうの人には理解してもらえそうもない、たいへんややこしいマニアックな存在だ。

■ 涙腺に注意　初音ミクが歌い上げる、感動的な曲が人気を集める
　先週あたりから、初音ミクを感動的に歌い上げさせるネットユーザーの自作曲がいくつか登場して、人気を集めていたようだった。たとえば、「ハジメテノオト」がそうだ。作者氏が徹夜で作り上げたというフルコーラス版が14日の早朝に公開されるとアクセスが殺到。ニコニコ動画で13万件以上の視聴数になっている。涙腺の弱い人には、刺激の強すぎる曲だ。もうひとつの名曲「celluloid」では、興味深い活動も見られる。作者氏が初音ミクのボーカルを抜いたカラオケのファイルを公開すると、多くの歌い手の皆さんが歌をつけてアップロードした。それを、リレーするようにつなげた再編集がまた感動的なのだ。さて、初音ミクは登場してからまだ2カ月足らず。今年の紅白歌合戦に出場すれば、文句なく“史上最年少”だよな、などと考えてみたりする筆者だ。

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