【2007/11/02】
■ アルファブロガー・アワードの候補者に、「増田」さんが登場
恒例「アルファブロガー・アワード」の候補者エントリーに、なんと「はてな匿名ダイアリー」の「増田」さんが登場していたのだった。このひねった、通好みの推薦をしたのは、ジャーナリストの佐々木俊尚さんだ。はてな匿名ダイアリーは、1つのブログを大勢の匿名ユーザーで共有して、互いに誰だかわからない状態で投稿できるように工夫されたサービスだ。見た目は、匿名掲示板のとても長いスレッドのようだけれど、各ユーザーの投稿をあとで書き換えることができるなど、使い勝手からはブログやWeb日記の雰囲気が濃厚に感じられる。そして「増田」だけれど、「匿名ダイアリー」「アノニマス・ダイアリー」が「マス・ダ」と省略され、漢字に変化した呼び名で、匿名ダイアリーのサイトを指すこともあるし、ユーザー全体を指すことも、たったひとりの匿名ユーザーを指すことも、あるいはサイトとユーザーをひっくるめて指すこともある。いったいどれぐらいの増田さんがいるのかはわからない。増田さんが候補になった件に関しては、増田さん自身からの言及はほとんどない。誰が書いたのか、「ご挨拶」は投稿されている。
めたるまん(山崎一幸)
■ テトリスがWebブラウザで遊べる、565バイトのJavaScript発掘
たいへん高い機能のプログラムが、小さなサイズのファイルに押し込められているとびっくりする。たぶん、プログラミングを経験すればするほど、驚きの度合いは大きいんだろう。そして、自分でも挑戦してみたくなったりするのだ。JavaScriptで書かれたテトリスのプログラムで、たった565バイトのものがたまたま発掘され、各所で話題になっている。当欄のテキスト量より小さいサイズなのに、ちゃんとWebブラウザでテトリスが動き、遊べてしまうのだ。オリジナルは2002年に書かれたものらしい。解説は「ZAPAブロ~グ2.0」に詳しい。一見、暗号のように見える565バイトの文字列から、意味を読み取っていくことができるのだからおもしろい。
めたるまん(山崎一幸)
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