【2007/11/21】
■ 中国駐在産経記者がブログに載せる、中国農村での女性人身売買
日本でふつうに生活していたのでは知らないようなエピソードが、ネットでは簡単に読める。たとえどんなひどいことが書いてあっても、出どころ不明の怪しげな情報であれば「これはウソ」と決めつけてしまえば衝撃は小さい。ところが信頼の置けるソースから流れてきてしまうと、もう気持ちの逃げようがない。中国に駐在の産経新聞記者、福島香織さんのブログ「北京趣聞博客」の記事「中国の女性人身売買」。冒頭は、中国の映画監督、李楊さんへのインタビューだ。映画「盲山」に関する内容で興味深いのだけれど、インタビューとは別に「ふろく。」として追加されている後半3分の1ほどがさらに衝撃的だった。「SANKEI EX」に5月に掲載された内容とのこと。遠く離れた農村にだまして連れてこられて、花嫁として売られた女性が写真入りで載っている。いまもこんなことが起こっているのだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 2年前のマンガ「どうぶつの森をプレイし続けた病気のお母さん」
「Game*Spark」で、2005年に韓国で描かれたというマンガ「どうぶつの森をプレイし続けた病気のお母さん」を紹介していた。体の弱かった母が、任天堂のゲーム「どうぶつの森」を熱心に遊ぶ姿を描いた、涙を誘うストーリーだ。筆者も調べてみたところ、「IGN forum」に掲載されたエピソードが、韓国語に翻訳されてすぐさまマンガになったものが、2年たってソーシャルニュースサイト「Digg」に取り上げられたということらしい。もちろん、エピソードは創作かもしれないが、日本のゲームが登場するエピソードが欧米で生まれ、韓国でマンガになり、ネットを経由して日本にやってきた、ということはどうやらほんとうのことのようだ。
めたるまん(山崎一幸)
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