【2007/11/27】
■ 第1回ニコニコ大賞「サンタ狩り」に、削除希望のコメント多数
25日に発表された「第1回 国際ニコニコ映画祭」の「ニコニコ大賞」受賞作に、ニコニコ動画のユーザーの皆さんから激しいツッコミコメントが相次いでいる。大賞作品は「サンタ狩り」。長さは1分22秒。「2006年12月24日」「22時38分」「都内某所」とのテロップのあと、どこかのショッピングモールのような風景が現われる。サンタクロースの赤い服を着た人物が、全身白づくめのタイツ男2人に「待てゴルァ」と追いかけられてくる。サンタがやがて倒れ込むと、白い男たちにおもちゃのバットのようなものでしこたま殴られる、というものだ。これに「暴力的」「不快だ」とのコメントが多量に寄せられているのだ。大賞の選考の最終段階では、ひろゆきさん以外全員の審査員が「サンタ狩り」を推していた。ひろゆきさんは、「誰でも作れちゃう気がするんですよね」と言いつつ、映画「12人の怒れる男」ばりにほかの審査員全員を説得しようとする姿勢を、一瞬だけだけれど見せている。
めたるまん(山崎一幸)
■ 「セキュリティの警告」では「いいえ」ボタンを押すしかない
セキュリティ研究者の高木浩光さんが、長い間警告し続けている「オレオレ証明書」の問題。暗号化通信を行なう際に使う「サーバー証明書」を、Webブラウザに登録されている認証機関以外が発行したものを用いると、セキュリティの警告のダイアログが表示される。この警告を無視するように、指示しているサイトもまだ散見される。これがどれだけ危険なのかを、高木さんが詳細に解説していた。簡単にまとめてしまうと、警告ダイアログを無視するのが常態化していると、クラッカーから攻撃を受けているのかどうかわからなくなってしまうのだ。もし警告ダイアログが表示されたら、必ず「いいえ」のボタンを押す以外、ユーザーには自衛手段はないようだ。
めたるまん(山崎一幸)
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