【2007/12/10】
■ 「初音ミク」騒動で再注目、不思議な会社「ヤマハ」の成り立ち
3Dの初音ミクが登場する動画が9日、ニコニコ動画に公開された。ニコ動の画面上を行き交うおなじみのコメントだが、「ただ働きでこんなもん作るなwwwww」とあって思わず笑ってしまったんだけれど、いやそれにしても、映像の完成度が高い。さて、初音ミクには、ヤマハが開発した音声合成エンジンが使われている。この熱い騒動の中で、静岡県浜松市発祥の大企業、ヤマハに注目する人も多い。源流をたどると、紀州出身の山葉虎楠にたどり着く。機械ものが得意だった創業者の虎楠が、医療機器の修理を手がけていた浜松で、オルガンの修理をしたことが、ピアノを製造するきっかけとなる。その後のヤマハの発展の様子は、「Kojii.net ココログ別館」でも読める。ちなみに「秋葉原」の名前の由来、秋葉神社の本社が浜松市郊外の秋葉山にあるのも、なんだか因縁めいている。
めたるまん(山崎一幸)
■ クリスマス間近のせわしない時期に手間を惜しまなかった人たち
師走だ。これからしばらく目も回る忙しさが続きそうだ。忙しいと、つい心がギスギスし、人のことなんかかまっていられなくなる。そんな季節に、心配りをした人たちの、ちょっとだけいい話を見つけてしまった。「B-note」に掲載されている。執筆者は、どうやらデパートのような小売店で、「マネキンさん」を仕事にしている人らしい。お客さんから名指しの電話が掛かってくる。こんな電話はたいてい、クレームだろうけれど、この時は違ったようだ。クリスマス間近のせわしない時期、こんなやりとりができたらうれしい。
めたるまん(山崎一幸)
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