【2008/01/08】
■ 犯罪者にGPS内蔵の「電子腕輪」装着の義務化、適用広げる動き
数年前のこと。日本ではまだ、「ピーッ、ガーッ」と音がするモデムを電話回線につないでネット接続していたころ、韓国では強力にADSLの普及を推し進めて、あっという間に韓国全土にネットを広めてしまった。やるとなったら突き進むのが韓国流なのだろう。その韓国で、犯罪者にGPSを内蔵して位置が確認できる「電子腕輪」の装着を義務づける動きがあるようなのだ。西日本新聞によれば、性犯罪の常習者への装着義務についてはすでに2007年春に立法化、今年10月から実施される予定のようだ。性犯罪の被害のひどさから、韓国内での反論はきわめて少ないようだ。そして朝鮮日報によると、暴力団や麻薬常習者へも義務づけを広げる可能性があるというのだ。日本では実現しそうにないことだけれど、世界でも珍しいこの施策はこれからいったいどうなるのか。
めたるまん(山崎一幸)
■ 「オタク」でも「サブカル」でもない「東京」という趣味がある
ちょっと以前、「オタク」と「サブカル」を対立させた議論が流行ったことがあった。サブカルチャーといえば、いわゆるオタク趣味も混ざるはずなんだけれど、オタク界からは一時期、なぜか「サブカル野郎」といった罵倒まで出現していたほどで、「オタク」と「サブカル」は別種のものとされていたようだった。この1年ほどはすっかりなりを潜めてしまっているこの対立、火種はまだぶすぶすとくすぶっていて、ネットでもあちこちでちらりと顔を出すことが多い。「死に舞」で、興味深い考察があった。東京原住民には、オタクでもサブカルでもない、「東京」という趣味があるというのだ。不思議なカテゴリーだけれど、感覚的にはしっくりくる。
めたるまん(山崎一幸)
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