【2008/01/24】
■ 手のひらサイズのプラスチック箱をいじると音が出る、謎の楽器
音が出れば、何でも楽器になるものだ。机を叩くぐらいでも楽しく歌が歌えることだってある。さらに楽器らしさを目指すとすれば、聴衆の心をとらえるすてきな音がして、自在に演奏することができ、外観がかっこよければいい。magical power makoさんのブログで知ったのが、「PaceMaker」とタイトルの付いた、YouTubeの投稿だ。アキバでも数百円で買えそうな手のひらサイズのプラスチック製のケースに、いくつものLEDや調整つまみ、そして大きめの金属端子がついている。つまみや端子を微妙に触ると、刺激的な音が変化しながら出続けるのだ。中身はどうやら、テルミンに似た、不安定な発振回路のようだ。たぶん、元ネタはスウェーデンで開発された超小型DJシステム「Pacemaker」なんだろうけれど、こっちの過激なテルミンのほうが筆者には魅力的だ。この投稿者は、ほかにもギター風の外観をした「楽器」などの動画も投稿している。
めたるまん(山崎一幸)
■ Last.fmが、再生数に応じてアーティストに直接支払うと発表
音楽好きにとって、今ほど幸せな時代はかつてなかったかもしれない。ハイクオリティの音質で、無料かわずかな料金ですぐに聞ける。しかも曲目は膨大だ。さらに、ひいきのアーティストが潤ってくれれば最高だろう。はてな匿名ダイアリーで知ったのだけれど、音楽コミュニティサービス「Last.fm」が公式ブログで、画期的な発表を行なっていたのだった。リスナーはアルバム丸ごと定額で聞くことができ、アーティストには再生数に応じた利用料を直接支払うというのだ。この非常にわかりやすい仕組みを、まだ3カ国に限定しているけれど、23日から開始しているという。聞いた数だけ間違いなくアーティストにお金が入るなんて、こんなにすてきなことはない。
めたるまん(山崎一幸)
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