【2008/03/04】
■ 液晶パネルカルテルで、不利益を被った任天堂を批判する声
日立製作所の子会社とシャープが、カルテルを結んでいた疑いで、2月27日に公正取引委員会が立ち入り調査をしたことが伝えられた。ニンテンドーDS向けの液晶パネルについて、2社が連絡を取り合い、販売価格を維持していた疑いがあるという。このカルテルで不利益を被ったのは任天堂なんだけれど、なぜか液晶パネルメーカーをさしおいて、任天堂への批判が見られたのが興味深かった。たとえば「デジマガネット」では、任天堂が2社に対して3カ月ごとに見積を要求、そのたびにパネルの価格は下落傾向にあったが、DSの販売価格は下がらず、任天堂の利益が増えたのみ、と主張している。また「Runner's High!」では、1980年代のファミコン時代にあった「黒い話」に言及している。どうやら、任天堂と長年のつきあいがあるゲームファンにとっては、積年の思いがあるようだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ モバイルSuicaにクレジットカードを登録すると年1,000円かかる
筆者にとって「モバイルSuica」は外出には欠かせないものだ。頻繁に使う割に、モバイルSuicaの年会費がかかるようになることを最近まで知らなかったのでびっくりした。どういうわけか、携帯電話でモバイルSuicaを使っているだけでは、告知を見かけることがなかったのだ。というわけで、改めて扱っておきたいと思う。4月1日以降、モバイル Suicaにクレジットカードを登録して利用する場合、年会費が1,000円徴収される。徴収のタイミングは、1年間のサービス更新時だ。つまり、4月1日に一律に徴収されるのではなく、モバイルSuicaにはじめてクレジットカードを登録した日付以降から、はじめて年会費が必要になる。年会費を払わない選択も可能で、その場合はSuicaグリーン券などが使えない「EASYモバイルSuica」の機能になる。1,000円だとなかなか無視できない金額だけれど、月に割れば83円ほどと、お手頃な値段ではある。この1,000円も、JR東日本のクレジットカード「ビューカード」ならば不要だ。
めたるまん(山崎一幸)
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