【2008/04/11】
■ 初音ミクが時代劇に!? MikuMikuDanceで作る「決闘・長葱山」
3Dムービー作成ツール「MikuMikuDance」は、名前の通り、踊る初音ミクの動画を作るのに一番多く使われる。すでに名作が続出しているからそれでも十分なんだけれど、柔軟な動きで自然なポーズを作れるのだから、初音ミクに劇をやらせることだって可能なのだ。「MikuMikuDanceで時代劇を作ってみた」というタイトルを付けて、ニコニコ動画に9日付で投稿されていたのが「決闘・長葱山」だ。MikuMikuDanceを使っているから、すべてのキャストは初音ミクだ。ところがこれがみごとに演じ分けられていて、筆者は爆笑しながらもひたすら感心してしまったのだ。ところどころに字幕が入る、古い無声映画風の作りで、時代劇らしい空気感がたまらないみごとな作品だ。それにしても、初音ミクはもともと声を出すソフトのことだったはずなのに、声を出さない初音ミクとは、もうぶっ飛びすぎだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 2年間のすったもんだで、ようやくねつ造確定“福島瑞穂の迷言”
2年ほど前の当欄で、当時、2ちゃんねるで頻繁に投稿されていたテキストが、事実をねつ造されたものだったと紹介したことがあった。それは、社民党党首の福島瑞穂さんが以前、警察官の拳銃使用について、「絶対反対」「凶悪犯と言えども警察官は丸腰で逮捕に向かうべき」「(犯人が抵抗したら)逃がしても良い訳ですしぃ~」「(犯人がほかで殺人を犯しても)それはそれで別の問題」と「朝まで生テレビ!」で発言したというとんでもない内容だった。じつは、2ちゃんねるではこのテキストについて「実際に発言していた」と主張する人が現われ、あれから延々と「あった」「なかった」とやり合っていたのだった。もちろん、約2年間のあいだ、福島さんが発言したという証拠は何ひとつ出てこなかったわけだ。いまでは、「ある」と主張していた人がすっかりネタ切れになってしまい、いわゆる「コピペ荒らし」を繰り返すようになってしまった。2年経って、ようやく終結の時期を迎えたようだ。お疲れ様でした。
めたるまん(山崎一幸)
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