【2008/04/15】
■ 「痛県」化する埼玉……県産業労働部が観光案内Webサイト開設
以前の当欄で、わが埼玉県を「特徴があんまりない」と書いたことがあった。観光名所も、長瀞ライン下り、川越の町並み、さきたま古墳群、さいたま新都心ぐらいしかなく、さみしい限りだ。とはいえ、最近は「らき☆すた」で舞台となった「鷲宮神社」周辺が時折お祭り騒ぎになったりして、ちょっと違う角度から眺めると見所がないわけではないのだ。というわけで、埼玉県産業労働部観光振興室が開き直って、「ちょ~でぃーぷな観光協会」と題したWebサイトを開設していた。アニメや映画、ドラマで舞台になった場所を中心に、別の視点から眺めた「観光スポット」を紹介している。先祖代々、埼玉県民の筆者には、幼稚園の遠足や小学校の林間学校などで子どものころからなじみの場所も別角度で取り上げられているのが新鮮な感じだ。「でぃーぷ」とはいえ、はてなブックマークには、「浅い」との指摘もあった。深谷駅やホンダエアポートなど、まだまだ取り上げないといけない場所がありそうだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 2万円と140万円の機器の中身が同じ!? ピュアオーディオの謎
ピュアオーディオもなかなか難しい。スピーカーや、それをドライブするアンプについては、およそ値段が高ければ高いほどすばらしい音になっていく。ところが、CDやDVDを扱うプレーヤーあたりはデジタル化しているから、コストで音質を測りづらいのだ。「コタツムリ日記」で知ってたどり着いたのだけれど、2万円と140万円の機器の中身がほぼ同じだったという衝撃的な画像があるのだ。要は、2万円の日本メーカーのプレーヤーの中身をそっくり、高級感のある別のきょう体に移し替えて少々手を加えた装置が140万円の値段が付けられていた、というのだ。2万円の機器では適切なサイズのきょう体に、プリント基板やドライブ部分が整然と並べられているのだけれど、140万円のほうはたっぷり過ぎるサイズでがら空きのきょう体に、無理矢理気味に離して配置されている。しかも、140万円のほうは、2万円では基板じかづけだったコネクターを取り外して、いかにも安物の細いリード線で延長しているのだ。何ともはや。
めたるまん(山崎一幸)
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