【2008/05/13】
■ 紙とダンボール箱で、iPhoneみたいなマルチタッチパネルを作る
トム・クルーズさんが映画「マイノリティ・リポート」で、ウィンドウシステムを空中で操作していた。そのあと、複数の指先を同時に画面に当てて、PCを操作するマルチタッチのパネルがほんとうに現われて、度肝を抜いた。いまではiPhoneなどに使われているわけだけれど、まだ一般的ではない。何しろ、パネルの構造が特殊だ。それを、梱包用のダンボール箱で作り上げたものを「MAKE: Japan」で紹介していた。箱の底にUSB接続のWebカメラをセロテープで貼り付け、トレーシングペーパーとガラスで作ったパネルを載せただけだ。PCにインストールしたソフトウェア「Touchlib」で指先の動きを捉えて、マルチタッチパネルのあの動きを実現している。タッチパネルと画面が別になっているものの、ごく身近な素材で実現しているのは何ともすばらしい。
めたるまん(山崎一幸)
■ 炎上メディアといわれる「J-CAST」自身が炎上! 批判が集まる
ブログなどに、批判のコメントが殺到する「炎上」という現象を、熱心に伝えてきたのが「J-CAST」だ。炎上している、と記事で広めるものだから、くすぶっていた炎がさらに激しく燃え上がることもしばしばあったようだ。そのJ-CAST自身がいま、炎上しているところだ。松本人志さんが深夜放送のラジオで放言した、という内容の記事についてだ。硫化水素で自殺者が増えたのは、ニュースがおもしろがって取り上げすぎるからだ、という文脈で、松本さんが「アホが死んだら別に俺はええねん」と発言、これが2ちゃんねるで批判された、という。ところが2ちゃんねるではそれほどの反応はなく、松本さんのニュース批判をむしろ好意的に受け取る皆さんが多かったのだ。そして、記事のコメント欄に批判が殺到した。ちなみに、大阪弁の「アホ」には褒めや愛情など場合によってさまざまな意味が込められるので、文脈を無視すると正反対の意味になってしまうこともしばしばだ。
めたるまん(山崎一幸)
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