【2008/06/16】
■ 昭和30年代の10年間に撮影されたニュース映画の映像を公開中
最近、小学校の給食の残り物を家に持ち帰れない、という話を先日耳にしてびっくりした。しかも、子どもが配膳でひっくり返して食べ物をだめにしてしまってもいいように、コロッケなら40個ほどあらかじめ余計に作っておいて、何ごともなければそのまま廃棄となるそうだ。食中毒など、衛生面に最大限に配慮した結果、こうなっているわけだ。パンを持って帰って食べたり、机にしまいっぱなしにしてカビだらけにしたり、なんてことはもう起こりようがない。ほんの数十年ほど前、貧しかったころの日本とは、もう別の国だ。「ザイーガ」で知ったのだけれど、昭和30年代に映画館で上映されていた、ニュース映画の映像を大量に公開しているサイト「朝日ニュース昭和映像ブログ」があった。団塊の世代と呼ばれる皆さんが青春を過ごした、昭和30年からの10年間を記録した貴重な映像だ。いまの視点で見れば、自然はみごとに豊富で、一方で街はほこりだらけで不潔でどこでも危険で、現在の日本とは同じ国とは思えない。
めたるまん(山崎一幸)
■ マンガ「ブラック・ジャック」に14日の大地震と同じ日時の記述
大きな地震の直前には、なぜか、まるで予知・予言のような情報がネットなどに現われる。たとえば、「カマヤンの虚業日記」によれば、岩手・宮城内陸地震の起きる1日前に、「論談」の「目安箱」に「大きな地震の可能性」を示す投稿がされていた。もっとも、大地震の警告はネットでは極めて頻繁にあるから、まぐれ当たりの確率も高くなる。さて、この週末にネットで話題になったもうひとつの偶然の一致を紹介しておこう。手塚治虫さんの名作「ブラック・ジャック」17巻、コミックスの166ページに大地震が発生するシーンがある。キャプションには「6月14日午前8時頃」「東北一帯にマグニチュード7.5の地震発生」とあり、岩手・宮城内陸地震と気持ち悪いぐらいにほぼ一致する。
めたるまん(山崎一幸)
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