【2008/06/23】
■ カプチーノも作れる高級コーヒーメーカーのネット接続に脆弱性
ネット接続のあるところには、脆弱性もまた現われるが、コーヒーメーカーのネット接続に脆弱性があったと、スラッシュドットで伝えている。問題のコーヒーメーカーは1798ドル(約19万円)もするスイス製の高級機種で、エスプレッソやカプチーノも作れる。スラッシュドットによれば、別売りのネット接続キットに脆弱性があって、コーヒーの濃さや水の量を不正アクセスでコントロールできてしまうという。そこまでなら笑い話で済むかもしれないが、コーヒーメーカーの故障を引き起こすことや、Windows XPマシンへの不正アクセスまで可能というから危ない。今のところ、対策はないようだ。インテリジェントな家電製品がもっと増えてくれば、こんな問題も当たり前のように起きることになるんだろうか?
めたるまん(山崎一幸)
■ 吉田兼好がVIPPERに……「徒然草」を2ちゃんねる語に訳すスレ
大人になってから気がついたって遅いんだけれど、学校の勉強は肌感覚をつかみながらやるに限るのだ。地理ならその土地に住む人たちの声を想像しながら、指数関数なら金利で儲かることを思い浮かべて、英語なら金髪のお姉さんとの会話を妄想すれば、苦労しないで身につけられるだろう。そんな風に書いてある教科書や参考書はあんまりないだろうし、あったらあったで気が散りそうではある。「ワラノート」で、ニュース速報VIP板のスレッド「徒然草を現代語訳してみる」を紹介していた。徒然草は、鎌倉時代に吉田兼好が書いた随筆だ。たとえば「『人には木の端のやうに思はるゝよ』と清少納言が書けるも、げにさることぞかし。」を「清少納言が『あんなの石ころでいいじゃんww』なんて書いたのも納得。」と現代の2ちゃんねる語にすっかり翻訳している。草生やしまくる(笑いを意味する「wwww」のこと)VIPPERの吉田兼好というのも、新しいキャラクターだ。これを読んだ中学生はさて、古文にハマるか、ネットにハマるか。
めたるまん(山崎一幸)
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