【2008/09/19】
■ 有名マンガが類似と指摘の作品、星新一公式サイトで公開中
ネットではたびたび、盗作の問題が取りざたされる。アマチュアがプロの作品をまねたぐらいならまだしも、プロがプロから盗作しているとの指摘が多い。引用との境目は微妙だし、裁判にもつれ込んでようやく決着がつくこともしばしばだ。重大でありながら、判断がとても難しい問題だ。2004年に発表されたマンガ「イキガミ」が、故・星新一さんのショートショート「生活維持省」によく似ているとの指摘が、星さんの公式サイトでなされている。「生活維持省」は1960年に発表され、収録の文庫「ボッコちゃん」は現在も全国の書店の店頭で見かける、そんな息の長い作品だ。筆者も子供の頃に読み、その短い文章からたいへんな衝撃を受けた記憶がある。この問題について、星さんサイドからの小学館への働きかけは、星さんサイドにはどうやら不本意なかたちで終結してしまったようだ。公式サイトでは、「私の主張していることを多くの方に正しく理解していただくために」として、「生活維持省」を3カ月間の期間限定で公開している。現在、公式サイトにはアクセスが殺到しているようで、ミラーサーバーでの閲覧のほうが安定している。
めたるまん(山崎一幸)
■ 芸能人の自宅付近でGoogleストリートビューの画像が消える?
ストーカーのツールにはもってこいなのではないか、とも言われているGoogleストリートビュー。ストーカーと言えば、ターゲットになりやすいのは有名人の皆さん、特に年頃の女性だ。ストリートビューが提供されてまもなく、とある芸能人の自宅がVIPPERの皆さんの手によって特定されていた。ネット上にある確度の高い情報と、Googleマップ、ストリートビューを組み合わせることで、自宅を発見してしまったようだ。すでに1カ月ほど前の情報ではあるけれど、あらためて追いかけてみることにした。Googleの提供するサービスを組み合わせて探し回ってみると、ストリートビューで画像が表示されない奇妙な空白地帯を発見してしまった。その近隣には、自動車が1台入り込むのがやっとの路地にもくまなく画像があるのに、その一角だけは全く無い。いかにも、その芸能人のクレームで消去されたようにも見えた。
めたるまん(山崎一幸)
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