Internet Watch logo
記事検索
バックナンバー
【2009年】
2009年6月
2009年5月
2009年4月
2009年3月
2009年2月
2009年1月
【2008年】
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年9月
2008年8月
2008年7月
2008年6月
2008年5月
2008年4月
2008年3月
2008年2月
2008年1月
【2007年】
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年9月
2007年8月
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月
2007年3月
2007年2月
2007年1月
【2006年以前】
2006年以前のバックナンバー
今日の気分
by うるまでるび

やじうまWatch

噂あり、未確認情報ありのやじうまWatch。
リンク先の記事などがすでに消失していることもありますが、あらかじめご了承ください。

【2008/09/25】

■ とうとう条例違反に……ストリートビューで墓地を無断で撮影
 あえて法に触れるようなことに挑戦して、情報を提供する猛者のことを「ネ申(念のため、これで「神」と読む)」と呼ぶ風習がネットにはある。どうやらグーグルストリートビューも「ネ申」の領域に踏み込んでいるようだ。「高木浩光@自宅の日記」で、横浜市墓地条例に違反していると指摘している。横浜市には墓地の中で「業として広告写真又は映画の撮影その他これらに類する行為」を禁止する条例があり、グーグルがいつものようにプリウスに2メートル20センチの高さにカメラを取り付けて墓地を撮影していたのが、この条例に引っかかるというわけなのだ。しかも、横浜市が8月に行っている、画像の削除要請にすぐに対応せず、今頃になってようやく画像が消えつつある状況なのだ。「消えつつある」というのは、筆者が25日夜に確認したところ、画像がちらりと見えたあと、黒い幕が引かれるように消えてなくなる、奇妙な現象のことだ。罰則は、5万円以下の過料と決まっているので、グーグルにとっては痛くもかゆくもないだろう。5万円を払ってでも「ネ申」になりたい、とそう判断してのことなのだろうか。

めたるまん(山崎一幸)

■ 86歳の瀬戸内寂聴さんが、内緒でケータイ小説を発表していた
 瀬戸内寂聴さんが別名でケータイ小説を発表していたことを告白し、話題を集めている。スターツ出版運営のケータイ小説サイト「野いちご」で、5月から9月にかけて連載していた。タイトルは「あしたの虹」。内容も文体も、みごとに今のティーンの語り口になっている。作者の正体が明かされる前までのアクセス数は25万件で、多くの読者を集めていた様子だ。ペンネームは「ぱーぷる」で、瀬戸内さんが近年取り組んでいる源氏物語の作者、紫式部を連想させる。サイトには、ぱーぷるの名前での読者とのやりとりのあとも残っている。現在86歳の瀬戸内さんが50年前に作家として世に出たとき、作品中の恋愛模様の描写が生々しかったために、ポルノ小説だとの批判を受け、「子宮作家」とレッテルを貼られた。いろいろと批判の多いケータイ小説だけれど、瀬戸内さんの過去とどこか通じるところもありそうだ。

めたるまん(山崎一幸)


INTERNET Watch ホームページ
 Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.