【2008/11/11】
■ 1250万人にひとりの反応……スパムメールはこれでも利益を生む
スパムメールで、From欄を女性名にしているものがしばしば届く。女性からは、ごくたまにしかメールが届かないのが筆者のメールボックスの最近の状況なので、むしろスパムだと判定しやすくてありがたいなと思う今日この頃だけれど、それはさておき。「らばQ」で、スパムメールに引っかかる人の割合を紹介していた。カリフォルニア大学での調査結果とのこと。大量にばらまいたスパムメールのうち、ほんの少しでもバイアグラやアダルトグッズなどを買う人がいれば儲かるのがスパマーのビジネスモデルだけれど、その割合はなんと1250万通に1通だった。1250万人のうちたったひとりの馬鹿者が、スパマーに巨額の利益を与えて、その結果、ネットユーザーのほとんどが大量のスパムを受けることになるわけだ。このひとりがゼロになるまで、架空の女性名を名のるメールは相変わらず届き続けるのだろう。
めたるまん(山崎一幸)
■ iPhoneを海外に持ち込んだら、知らない間に1日で20万円の請求が
ソフトバンクの携帯電話の多くは、海外でも使える。新規契約や機種交換の時、あるいは電話やネットで申し込んでおけば、出向いた国に着いたら簡単な操作で通話やパケット通信ができるようになる。すばらしい仕組みだけれど、切り替えがあまりにも簡単すぎるためか、こんな出来事も起こる。iPhoneを海外に持ち込んだら、1日で20万円の請求があったということだ。人力検索はてなでの相談だ。日本ではなんのことはない、メールの自動チェックでパケットを消費して、利用料が高額になってしまったようだ。この請求をなんとか払わずに済ませられないか、というのが相談の主の意向だ。この相談がどういう結果になるのかはさておき、海外で携帯電話を利用するときには、設定にくれぐれも注意したいものだ。
めたるまん(山崎一幸)
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