■ プロの演奏……仏具で奏でる「てってってー」がニコ動で人気に
　この夏の盂蘭盆の法事で、僧侶の使う道具を間近でじっくり観察してみた。木魚や鐘、太鼓や鈴、シンバルのようなもの。それらはまるで鼓笛隊で使う楽器にそっくりだ。一度演奏してみたいものだと思ったものの、筆者なんぞがいじって遊んだらバチが当たりそうだけれど、思う存分楽しんでいる人がニコニコ動画に投稿しているのを発見した。「【仏具で】てってってー【演奏してみた】修正・追加版」だ。あのあこがれの木魚や鐘を鳴らしまくり、ゲーム「アイドルマスター」のBGM「TOWN」（ちなみにこの曲は「てってってー」として知られる）を演奏している。このバチ当たり！　と思ったものの、ページの説明書きをたどってみると、作者は本職の僧侶だった。ブログによれば、どうやら30歳代半ばの高野山真言宗の現役住職らしい。木魚などの音は、いったんWAVファイルに録音して、PCのソフトに取り込んで作り上げているようだ。「プロ」による演奏、堪能いたしました。

■ 中国人が不安になってしまう、福原愛さんと麻雀のその行く末
　中国のネットコミュニティで、福原愛さんの熱愛報道に対して反発が起こっているらしい。「livedoor スポーツ」によれば、愛さんを指して「みんなの共通の財産だ」と書き込む人もいたらしい。福原愛さんの中国での人気は大変なものだけれど、ここまで熱心になる人がいるかと思うと複雑な気分にもなる。一方で、「麻雀」が日本に奪われると心配する人たちが中国にいるようだ。麻雀の発祥は中国だけれど、ゲームとして広めたのは日本だ、という認識が中国の麻雀関係者の間にはあるらしい。このニュースをネタにした２ちゃんねるのログを「痛いニュース」が転載している。大量のコメントの雰囲気は「そんなことにはならない」「麻雀は中国発祥であることはみんな知っている」といったもの。日本のネットユーザーの皆さんの反応を、ぜひ中国のネットでも紹介していただきたいものだ。

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