【2009/02/13】
■ 3カ月半でiTunes AppStoreにデビューしたプログラミング初心者
iTunesのAppStoreには、iPhoneやiPod touch向けの新作アプリケーションが今も続々と現れている。しかも、しばしばアップデートされるタイトルもあり、自分のダウンロードしたアプリが改良される楽しみもある。手練れのハッカーの皆さんに、アプリを作るのは難しいのか尋ねてみると、必ず「かんたんですよ」と答えが返ってくるんだけれど、彼らの技術レベルと筆者のそれとはまるで違うから、この返事はあんまりあてにはならない。しかし、たいへん参考になりそうな、はてなダイアリーのエントリーがあったのでご紹介。「プログラム未経験の僕が初めて作ったiPhoneアプリが2月16日に発売されます!というわけで使用した参考資料等のまとめ。」とたいへん長いタイトルだ。勉強し始めてから計3カ月半ほどで、初めてのアプリが完成し、iTunesへの配信となったらしい。参考にしたのは、2冊の書籍と、ブックマークしてある29のWebサイトだという。個人差がたいへん大きい、脳の性能を別にすれば、誰でも意外と簡単に手がけることはできそうだ。たぶん、最大の障壁はMacを買うことだろう。それさえ乗り越えればAppStoreでのデビューも近そう。
めたるまん(山崎一幸)
■ 9つなのに、流出件数が1500件!? 読売新聞の誇張気味な見出し
Googleのサービスは、どうも情報漏洩するのを前提として、覚悟しておかないと危ないようだ。Googleマップのマイマップ機能では、どれだけ気をつけていても漏らしてしまうことを当欄でもかつて取り上げたことがある。読売新聞が13日付の記事で、Googleカレンダーでの漏洩を記事にしていた。わかりづらい表示で、ユーザーの知らないうちにカレンダーのスケジュールが第三者に知られてしまう、という内容だ。記事の見出しは「グーグルカレンダー『流出』1500件」。派手な数字になっているのだけれど、本文をよく読むと、漏洩したカレンダーは「9つ」ともある。どうやら、平均160件ほどのスケジュールが登録されたカレンダーが9つオープンになっていた、と言うことらしい。9つほどのカレンダー流出がたいそうな数字に化けているわけで、このあたりの誇張にもGoogleカレンダー同様に気をつけたいところだ。
めたるまん(山崎一幸)
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