【2009/02/18】
■ 「増田」に登場した、ジブリ映画の世界観を背景にした「日記」
「増田」といえば、はてな匿名ダイアリーを指す言葉でもあるし、投稿しているユーザーひとりを「名無しさん」のように指す言葉でもあるし、ユーザーの皆さんすべてを指す言葉でもある。不思議な呼び名だけれど、ユーザー同士の連帯感や、匿名ダイアリーのサイトに対する愛着などは、様々な意味を持つ言葉の「増田」と呼ぶ以外にしっくり来ないのだ。「どんなジレンマ」の「増田文体にリミックスされたジブリ作品が、匿名ダイアリーに登場している件」と題したエントリーで、この「増田」の3つの「日記」を紹介している。それぞれ、スタジオジブリ制作の映画「千と千尋の神隠し」「魔女の宅急便」「天空の城ラピュタ」の世界観を背景にして、「増田」がいつも通りに一人称で語る、という投稿だ。「増田」に溶け込む文体で書かれた日記は、よく読めばジブリの映画のことだとわかる仕掛けになっている。
めたるまん(山崎一幸)
■ 中川大臣と飲酒した、との噂の記者の情報がサイトから消えた
中川昭一財務・金融大臣が14日、G7での会議終了後の記者会見で、ろれつが回らずに意識ももうろうとしていた様子が、「泥酔疑惑」として盛んに報道された。結果、中川大臣は辞任を表明したんだけれど、中川大臣本人の主張は、風邪薬を多く飲み過ぎた、となっている。主張の通りだとすれば、酒も飲んでいないのに多めに飲んだ風邪薬のせいで大臣辞任という、とても腑に落ちないことになるわけだ。さて、ネットにあったとある新聞社の記者の情報が、今日の昼に急に削除されたことが注目を集めているところだ。就職関連の情報で、社員が自社の紹介をするというもの。この会社のサーバーだけでなく、外部の就職情報サイトにもあったページまで同時に消えている。実はこの記者に関しては、中川大臣が会見前に飲酒していた相手の1人ではないかと、ネットで噂が飛び交っていた。噂のうちなら眉にツバをつけつつ読むだけだけれど、渦中の人物に関しての情報がネットから削除されれば、都合が悪くて隠すのだ、と疑うのがネットユーザーの性だ。
めたるまん(山崎一幸)
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