【2009/04/28】
■ PCがスリープモードでもネット接続は動き続ける、賢いNIC研究中
家にいくつかあるうちのPCを1台、常に電源を入れっぱなしにしておくと、いまどきはいろいろと楽しい遊びが手軽にできる。筆者は、長野県の諏訪湖のほとりの旅館に泊まったところ無線LANが使えたので、iPod touchにインストールしておいた「orb」経由でテレビ埼玉を視聴する感動体験をした。これもPCに電源を入れておいたおかげだけれど、そのぶん、電気代は掛かる。1日あたりおよそ80円前後といったところだから、遊びの対価としてはお手頃ではあるけれど、気にする人は気にするだろう。「Engadget Japanise」で、PCをスリープモードにしたままでも動作するNIC「Somniloquy」のプロトタイプを紹介している。普段なら、PCのCPUが働くべき部分を、NICに乗せたCPUが代わりに動き、ネットワークとのやりとりは動作するというもの。この賢いNICがどこまで肩代わりできるのか、また、肩代わりの利点はどれぐらいあるのかはよくわからない。
めたるまん(山崎一幸)
■ iPhoneで音声認識して文字化するアプリ「音声認識メール」登場
iPhoneやiPod touchでの文字入力は、画面に現れるキーボードをタッチして行う。フルキーボードとテンキーボードがあって、あの狭い画面でもうまい具合に入力できるからおもしろい。とはいえ、PCのフルキーボードのような速度ではなかなか入力できない。「iPhone・iPod touch ラボ」で紹介していたのは、「音声認識メール」だ。 iPhoneが音声認識をして、文字化するというアプリだ。実際の音声認識処理は、ネット上のサーバーで行っているようだ。常時接続が必要なためか、iPod touchではアプリをiTunesから転送するときに互換性のチェックが入り、使うことができない。バージョンが0.9とのことで、現状では動作が不安定だという報告もあるようだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 技術者なら読めて当然!? 「漢字検定エンジニア版」試す人続出
使い慣れた言葉でも、たとえば「サタのエスエスデーにジェーペグのサムネール付きで動画入れておいたよ」とカタカナにしてつなぎ合わせると呪文のように見える。専門外の人には、いつもこんな感じで聞こえているわけだ。さて、「Tech総研」が22日に公開したコンテンツ「漢字検定エンジニア版」が人気だ。技術系の職業の皆さんが、ふだん何気なく使っている、漢字熟語の問題を20問、出題している。仕様書を書くときに、使いがちな熟語が多い。ユーザーに技術者が多いはずの「はてなブックマーク」に集まったコメントを拝見すると、得点は70点から100点を取る皆さんがほとんどのようだ。心して挑戦してほしい。
めたるまん(山崎一幸)
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