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http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/9901/sunflash.990113.1.html
Sun Microsystems社は13日、松下、ソニー、東芝といった9つのデジタルTV業界のメーカーと協力して「Java TV API」を開発すると発表した。同APIを業界標準とすることを目標に、今年第1四半期中に最初のドラフトを発表することにしている。
Java TV APIをサポートするデジタルTVでは、双方向コンテンツを楽しんだり、ビデオ・オン・デマンド、電子番組表、あるいはスポーツ中継で複数のカメラの映像を切り替えたりすることができるようになる。また、テレビのチューナーやチャンネルの制御などをソフト的に行えるようにもなる。
デジタルTVやセットトップボックスの製造者は、このAPIを実装することで、新しい種類の双方向コンテンツが登場してもすぐに対応することのできる柔軟な製品を出荷できる。番組を配信する側にとっても、受信者がJava TV APIを実装していさえすれば、どのようなTVを使っているか気にすることなく番組を配信できるというメリットがある。
('99/1/14)
[Reported by Taiga Aoki / Hiroyuki Et-OH]