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野村証券は14日、電話やインターネットを通じて投資信託を販売する100%出資子会社「野村ファンドネット証券」を設立した。対面販売を一切行なわず、徹底したコスト削減で手数料を低く抑え、競合が激化する投信販売で顧客の取り込みを狙う。
個人投資家に照準を合わせ、投信などの通信販売と相談業務を行なう。業務開始は、5月ごろの見通し。役員を除く人員は約40人で、このうち20～30人が女性オペレーターとなる。
1996年10月に設置した通信販売の担当課を拡充、別会社化した形で、資本金は50億円、社長には村松修・元野村証券取締役が就く。本社は東京だが、電話を受けるコールセンターは、人件費や事務所経費の安い沖縄県那覇市に開設する。
('99/1/14)
[Reported by masaka@impress.co.jp]