■URL
http://etude.math.hc.keio.ac.jp/~ken/
'99年度の政府予算案が間もなく国会に提出される。過去最大となる赤字国債21兆7,100億円を含む31兆500億円の国債を発行するということで、今年度末には、日本全体の長期債務残高が600兆円に達すると言われている。日本の借金は膨れ上がるばかりだ。
しかし、この600兆円という数字、膨大な額には違いないが、国の借金と言われて、どれだけの人が事の重大さを感じているだろうか? そこで、ぜひアクセスしたいのが「リアルタイム財政赤字カウンタ」のページだ。「日本経済が破綻するまで動きつづける」というこのカウンターでは、刻々と増え続ける日本の長期債務残高をリアルタイムで計算・表示してくれる。金額は、ラジオボタンにより“日本全体の長期債務残高総額”と“普通国債残高”、およびそれぞれの“国民一人当たり”の4通りから選択できる。記事を作成している1月18日の午後6時27分現在、日本全体の長期債務残高総額は「540兆1,141億8,375万2,314円81銭」だそうだ。しかも、わずか1秒で200万円以上も加算され、数字は見る見るうちに増加していく。国民一人当たりでは「432万913円58銭」。こちらも約1秒ごとに2銭ずつ加算されていく…。
カウンターはJavaScriptで書かれており、非商業目的なら自由に使用可能だ。「ページの空いたスペースにどんどん貼り付けて、少しずつでも日本人を啓蒙しましょう」ということなので、まずは大蔵省のサイトにこのスクリプトを貼り込んではいかがだろうか。
('99/1/18)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Jiyuuji / ROKO]