MITの教授らが始めたベンチャー企業Akamaiが、ベンチャーキャピタルなどから合計で800万ドルの出資を受け、順調な滑り出しを見せている。
Akamaiは、ハワイ語で「クール、知的な」といった意味の言葉。同社は、世界各地にサーバーを置き、大規模なトラフィックの発生するWebサイトの渋滞を解消するためのホスティングサービスを提供していく予定。
この会社を始めたのは、現在MIT応用数学科教授のFrank Thomson Leighton氏。同氏はMITのコンピュータサイエンスグループ長として並行アルゴリズム、アーキテクチャーの研究を行なっていたこともある。副社長のSeelig氏はMITのスローンビジネススクール出身。
同社では、ホスティングサービスの第1弾となる「FreeFlow」の提供開始に向け、インターネット上の最大クラスの5つのサイトと提携し、ベータテストしている最中だという。
('99/1/18)
[Reported by Taiga Aoki]