■URL
http://www.ebay.com/aboutebay98/releases/index.html
オンライン・オークションサイトのeBayは15日、ユーザー間のトラブルや違法な品物の販売を防止するため、今年3月までに新たなシステムの整備を行ない、利用者規約を一部改定すると発表した。
eBayは、個人間での取引が手軽に行なえることで人気のオークションサイト。約130万人の登録ユーザーを抱え、取り扱っている品物の数も15万を超えている。
同社によれば、詐欺の報告がある確率は1万分の1以下だが、売り手、買い手ともにもっと安心してオークションに参加できるように、システムをアップグレードするという。
同社では、新たなシステムを利用し、さくらを使って値をつり上げたり、競り落としたのに代金を支払わなかったり、不正を働くユーザーを監視していく。これに伴い、利用者規約も改定され、例えば、さくらを使って値をつり上げたことが発覚した場合、1回目は30日間の利用停止、2回目は永久追放となる。
また、eBayでは日々、様々な品物がオークションにかけられているが、中には違法なコピー商品が紛れ込む場合もある。著作権等の権利の保有者からの報告を受け次第、即刻こうしたページを削除できるよう、システムを整備し、利用者規約を改定する。
このほか、オークションの信頼性を高めるため、Lloyd's of Londonと提携し、保険サービスも提供していく。
('99/1/18)
[Reported by yuno@impress.co.jp]