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http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/cn11899b.htm
Intel社とRSA Data Security社は18日、セキュリティ機能を搭載したハードウェアならびにソフトウェアに組み込むための技術を共同で開発していくと発表した。
両社は、各々が保有するセキュリティ技術についてクロスライセンスを締結する。また、RSAでは「BSAFE Crypto-C」「BSAFE Crypto-J」といったソフトウェアに暗号処理機能を追加するためのSDKを提供しているが、これを今年半ばまでにIntel製チップ向けに最適化する。これにより、暗号処理機能を組み込んだソフトウェアの開発にかかる時間とコストを大幅に削減できるようになるという。
今回の提携には、互いが独占的に抱えるハードウェア市場とソフトウェア市場を結び付け、現在花開きつつある電子商取引ビジネスに欠かせないセキュリティ分野において、いち早く主導権を握ろうという両社の思惑がある。
('99/1/19)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]