Jupiter Communications社とNFO Interactive社は18日、米国のホリデーシーズン中のオンラインショッピングに関するレポートを発表した。
同レポートによれば、'98年の11月から12月にかけてオンラインショッピングを活用したユーザーは米国のオンラインサービス利用者の44%に相当し、およそ31億4,000万ドルが費やされた。
しかしその一方で、オンラインショッピングに満足していると回答したユーザーの割合は、同年7月に行なった調査の時よりも14%ダウンの74%になった。ユーザーの不満の上位は、品揃えの悪さ(15%)、高い送料・手数料(14%)、サイトのパフォーマンス低下(13%)で占められている。今年末のホリデーシーズンに費やそうと考えている金額については、オンラインショッピング利用者の37%が「昨年末以上に」、58%が「昨年末程度に」、5%が「昨年末より減らす」と回答したという。
Jupiterでは、多くのショッピングサイトがホリデーシーズンのトラフィック急増に対する準備が不十分であったことを指摘。顧客を失いたくなければ、新技術や顧客サポートへの投資を怠ってはならないと警笛を鳴らしている。
('99/1/19)
[Reported by yuno@impress.co.jp]