■URL
http://www.icash.gr.jp/html/new/012801.htm
郵政省の外郭団体であるサイバービジネス協議会は、インターネット上での電子マネー実験「インターネットキャッシュ」の一般参加者1万人の募集を開始した。
サイバービジネス協議会では、昨年9月から参加企業の社員約1,000人を対象に実験を行なっているが、本格サービス開始に向け、一般利用の開始に向けて募集するもの。本年4月末から利用開始予定。
実験の参加資格は、国内在住の20歳以上で、東海銀行、大和銀行、岐阜信用金庫に普通預金口座を持っているか、これから口座を開設できること(郵送も可能)。また、インターネットに接続できるパソコン環境(Windows 95もしくはWindows 98)が必要だ。必要な専用ソフトやICカードリーダーなどは無料で貸し出される。
「インターネットキャッシュ」は、電子マネーを現金に戻したり、利用者間での譲渡も可能なインターネット用の電子マネー。あらかじめ金融機関の自分の口座から、必要な額をパソコンに接続したICカードに「インターネットキャッシュ」をチャージしておき、そのICカードを使ってWWW上で買い物をする。
これまで画像データなどのデジタルコンテンツのみを販売していたが、今後は地域特産物などの物品販売も行なうとのことだ。
('99/1/29)
[Reported by junko@impress.co.jp]