■URL
http://www.ebay.com/
最近、オークションサイトが注目を集めている。
その代表格であるeBayが2日、Netscape Communications社との提携を発表した。CommunicatorのブックマークにeBayが追加されるほか、Netcenter内でのプロモーションが強化されることになる。
eBayは、1月25日にもCompaq Computer社との提携を発表している。こちらはCompaqが販売するパソコンのデスクトップにeBayへのショートカットアイコンを表示するというもの。
こうした戦略は、一昔前のAmazon.comがとってきたものと酷似している。様々なWebサイトやデスクトップでの露出度を高め、集客率を上げようという狙いだ。
一方で、厳しい競争にさらされているポータルサイト側としても、新しさをアピールする必要がある。生き残るには、パーソナライズや無料のメールサービス、コミュニティサービス、ショッピングサイトとの提携などを続々と発表し、ユーザーを飽きさせないようにしなければならない。その流れの中で、今一番ホットなのがオークションサービスというわけだ。
先月には世界的な競売会社のSotheby'sがインターネット上でのビジネス展開を発表(本誌1月21日号参照)しているほか、今月1日にはYahoo!もButterfield & Butterfieldと提携し、オークションコーナーを強化すると発表している。また、国内では、ニフティサーブがオークションコーナーを新設している(本誌2月2日号参照)。
('99/2/3)
[Reported by yuno@impress.co.jp / taiga@scientist.com]