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IDC（International Data Corporation）は2日、インターネット上の仮想店舗で成功する秘訣について分析したレポートを発表した。
同レポートによると、成功している店の92%は何らかの方法で利用者が繰り返し来店してくれるような方策を考えている。それには様々な種類のカスタマーサービスが含まれているが、実際に75%の店は利用者が自分に合わせてカスタマイズできるようなシステムを構築しているという。
同社の上級アナリストJuliana Nelson氏は「個人用にカスタマイズされたコンテンツや製品は訪問者にとってよりいっそう意味深いものであり、訪問の質を向上させる」と語り、こうしたシステムの導入を推奨している。
しかし、当然このようなシステムを作り上げるにも費用がかかる。調査結果によると、平均的なシステムを導入した店舗を構築するのにかかる費用は600万ドルにも達し、それを維持するためにかかる費用はさらに430万ドルから860万ドルにも上る。
Nelson氏は「成功するような店舗を作るには、それに専念するための時間や資源、投資、そしてマネージメントの後ろ盾が必要になる」としている。
('99/2/3)
[Reported by taiga@scientist.com]