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【イベントレポート】

企業情報システム/ネットワークのソリューション展「Net&Com'99」開催

■URL
http://bpwww2.nikkeibp.co.jp/EXPO/netcom99/

 企業情報システム/ネットワークのソリューション展「Net&Com'99」が2月3日、幕張メッセにてスタートした。テーマは「未来への突破口はここにある」で出展社数は180社。2月5日まで開催される。

 「Net&Com'99」は、入場対象者を企業情報システムの運用/開発担当者などとしており、主に企業の情報システム構築に関連した新製品や最新サービスを展示している。会場は、「ネットワークゾーン」「コンピューティングゾーン」「CTI Park'99」の3ゾーンで構成されているが、今回は主催者企画コーナーから「ネットワーク最前線」ブースの模様をお伝えしたい。

glite 「ネットワーク最前線」は、インターネットのアクセスを高速化する技術を展示するブース。家庭向けアクセス回線の高速化技術を紹介する「Home Corner」では、XDSL、CATVインターネット関連の製品が出展された。中でもソネット株式会社は、簡略化版ADSL仕様「G.lite」に準拠したモデム「X200 G.Lite」を実際に接続して展示していた(写真右)。また、ISPなどを対象にした「Office Corner」では、キャッシュサーバーなどが展示された。

 注目を集めたのは、検索エンジンで知られるInktomi社のキャッシュ製品「Traffic Server」。この製品は、ストリーミングメディア用のキャッシュ機能が特徴で、ブースでもRealVideoの動画を使ったデモを行なっていた。なお、Inktomi社は、3月頃に日本法人を設立し、国内大手ISPを対象にTraffic Serverの販売を開始するとのこと。

 「Net&Com」では、展示のほかにキーノートスピーチやワークショップも開催される。今後のスケジュールとしては、フォレスターリサーチ社のニューメディア・リサーチ部門グループディレクターによる「インターネットがビジネスを変える」などが予定されている。

('99/2/3)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp