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【ソフトウェア】

日本のホームページ読み上げソフトが世界に

■URL
http://www.ibm.com/News/1999/02/03.phtml (プレスリリース)
http://www.austin.ibm.com/sns/hpr.html (英語版)
http://www.ibm.co.jp/accessibility/soft/hpr_index.html (日本語版)
http://www.ibm.co.jp/accessibility/ (バリアフリーの扉)

 米IBM社は3日、ホームページ読み上げソフト「Home Page Reader」の英語版を発表した。価格は149ドル。Windows上で動作する。

 Home Page Readerは、Netscape Navigator上に表示されるWebページのテキスト部分を音声で読み上げてくれるソフト。視覚障害者でもインターネットから情報を得られるように助けるもの。米国にはおよそ85万人の視覚障害者がいると言われており、同ソフトは今後、彼らのネットサーフィンの助けとなるだろう。

 我々日本人にとって興味深いのは、同ソフトがIBMの東京基礎研究所で開発されたこと。日本語版もすでに発売されている(本誌'97年9月17日号参照)。今回の英語版は、最初に作られた日本語版を元に開発され、今後はさらに多くの言語に移植される予定だという。

 なお、日本IBMのWebサイトでは、障害者でもアクセスしやすいページの作り方を含め、コンピュータを使ったバリアフリー関連情報を掲載している。

('99/2/4)

[Reported by taiga@scientist.com / Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp