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■URL
http://www.ascap.com/press/watermarking-021199.html
米国の音楽著作権団体「ASCAP」は、音楽データ用の「電子透かし」技術の開発に関して、米Solana Technology Development社と提携した。
両社は、Solanaによる電子透かし技術「Electronic DNA audio watermarking technology」をもとに、音楽データ用の電子透かし技術を共同で開発を進める。これにより、暗号化された独自のID番号をコンテンツに埋め込み、テレビやラジオ、そしてインターネット上での音楽コンテンツの使用状況をモニターできるとしている。ASCAPでは、'98年半ばから、Electronic DNA audio watermarking technologyのテストを実施していた。今後、両社が開発を進める電子透かし技術は、短期的にはASCAPの会員を利用者として想定しているが、将来的には他の著作権管理団体や国内外の放送業界での利用を見込んでいる。
ASCAPは、BMIと並ぶ米国の大手音楽著作権管理団体。インターネット上での音楽配信に関する著作権処理をいち早く取り入れたことでも知られている。
('99/2/16)
[Reported by okiyama@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]