■URL
http://www.hypercosm3d.com/
Web上の3Dグラフィックスに大きな変化をもたらす可能性のある技術。それが2月にできたばかりのベンチャー企業Hypercosm社の「OMAR(Object-oriented Modeling and Rendering)」言語だ。
これまで3Dグラフィックスは、作るのも配布するのも非常に難しかったが、OMARを使えば、英語に似た言語様式からレンダリングができる。しかも、動作や知的な属性などを指定できる。これらのオブジェクトにインタラクティブな動作を実現させるのは、Javaのような言語特性を持つ小さなアプレット(20KB弱)。OMARアプリケーションがHypercosm 3Dバーチャルマシン(VM)上で動作するというのも、Javaと似ている。
現在このVMは、Internet Explorer用とPowerPoint用が用意されており、今後はさらにMac OSやLinuxにも移植される見込みだ。
('99/2/16)
[Reported by taiga@scientist.com]