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【新製品】

オープンテクノロジーズ、Power Macintosh用サーバー製品を発表

■URL
http://www.opentech.co.jp/ (オープンテクノロジーズ)

 オープンテクノロジーズは22日、米Tenon Intersystems社のPower Macintosh用サーバーソフトウェアの新バージョンを発表した。3月から4月にかけて、4製品を発売する。

 「WebTen 3.0」は、「Apache」をベースとしたPower Macintosh用のWebサーバー。セキュリティや互換性、堅牢性の強化が図られており、新しくWebメール、SSLをサポートしたほか、Perl/Shell/C言語の特徴を統合したスクリプト言語「PHP3」にも対応する。英語版を6万8,000円で4月15日より販売し、第2四半期には日本語版も発売する予定。

 「WebTen 4.0 for MacOS X Server」は、既存のWebサーバー「WebTen 2.1」の機能を「MacOS X Server」で利用できる製品。MacOS X Serverに含まれるApacheと機能的には同等だが、より高速で作動するという。英語版を3月15日よりWebサイトでダウンロード販売し、MacOS X Server日本語版の発売までキャンペーン価格4万円で提供する。

 「NetTen 1.3」は、米Software.com社のメールサーバー「Post.Office」をベースにしたPower Macintosh用メールサーバーでPOP3、SMTP、IMAP4に対応。SPAMフィルター機能、メールボックスおよびメールサイズの制限機能が新たに追加された。英語版を6万8,000円で4月15日より販売し、第2四半期には日本語版も発売する予定。

 「XTen6.1」は、Macintoshのデスクトップ上でX Window Systemアプリケーションを実行できるXサーバー。Webブラウザーを通してXの環境設定が行なえ、新機能としてUNIXのネイティブファイルシステムをサポートしたほか、After Step Window Managerも実装された。Open GLにも別売オプションで対応する。英語版を2万5,000円で4月15日より販売し、第2四半期には日本語版も発売する予定。

 Tenon社副社長のAnita Holmgren氏によると、「コンテンツ制作分野で64%のシェアを持つMacintoshと、 Webサーバーで58%のシェアを持つApacheの組み合わせはWebサーバーに最適」であり、「Macintoshは、Webサーバーのナンバーワンになり得る」としている。同社では、これらのサーバー製品により、PowerPC G3を搭載したMacintoshでもUNIXやWindows NTと同様のパフォーマンスが発揮できるとしており、ISPやSOHOをターゲットに製品を販売していく。

('99/2/22)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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