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【サービス】

NTT-AT、パソコンの利用行動調査サービス
ネットワークを介してログをリアルタイムに収集

■URL
http://www.ntt-at.co.jp/newsrelease/release30.html

 NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は、パソコンの利用状況を調査するサービス「Info Gather」を25日に開始する。ホームページの閲覧履歴やアプリケーションソフトの利用状況についての情報を、ネットワークを介してほぼリアルタイムに収集できるのが特徴だ。

 Info Gatherでは、モニターとなるパソコン利用者に調査用ソフトをダウンロード配布し、パソコン上で行なった操作についてのログを取得。データをネットワークを介して収集する。Webサイトの閲覧状況については、アクセス回数だけでなく、露出時間やアクセス経路などのデータも取得できるため、インターネット広告の効果やオンラインショッピングの購入パターンなども分析できるという。また、アプリケーションの利用状況については、アクティブウインドウの判定やどのボタンを操作したのかなどのデータも収集可能だ。集められたデータはNTT-ATが加工・分析した後、顧客にレポートなどの形で提供される。

 従来、モニターのパソコン内にログを蓄積する方法では、それをフロッピーディスクなどに入れて郵送する方法がとられていたため、手間やタイムラグが問題となっていた。Info Gatherでは、パソコンがネットワークに接続中であれば、ログが一定量蓄積されるごとにデータを自動送信する。このため、ほぼリアルタイムにデータを収集できるとともに、モニターにも「違和感」を与えることなく調査が行なえるとしている。なお、切断中の利用状況についてもログは保存され、接続した際にまとめてデータを自動送信するようになっている。

 利用料金は、調査内容などにより個別に設定。回線にもよるが、2,000人から3,000人規模の調査にも対応できるとしている。

('99/2/24)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp