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■URL
http://www.sbforums.co.jp/interop99/
2月26日、6月に開催されるネットワーク関連イベント「NetWorld+Interop 99 Tokyo（N+I 99 Tokyo）」の展示社説明会が行なわれ、会場内に構築するネットワーク「ShowNet」の概要や関連雑誌の創刊が発表された。
ShowNetは、イベント期間中に会場内に構築されるもので、各社ブースやインターネットを相互接続。デモンストレーションなどに利用されるほか、最先端のネットワーク技術が採用されるということで、それ自体も展示の目玉となっている。今年はバックボーン技術にWDM（Wavelength Division Multiplexing）技術を採用し、最大10Gbpsクラスのネットワークを構築するとしている。なお、ShowNetの設備や機器を実際に見ながらスタッフの説明が受けられる「ウォーキングツアー」は、今年からチケット制を導入。また、その内容を詳細に説明した「ShowNet Magazine」や「ShowNet Technical Video」（ともに仮称）も制作し、広く技術をアピールしていく。
注目の最新技術をテーマごとに紹介するSSD（Solution Showcase Demonstration）ブースでは、現時点で「VPN」と「VoIP」が決定しているという。
ソフトバンクからは、同イベントと全面提携した月刊誌「INTEROP MAGAZINE」も創刊される。同社のネットワーク専門誌「LAN TIMES」をリニューアルしたもので、「ネットワーク時代を切り拓くための実践情報誌」という位置づけのもと、ネットワークの構築・運用などに関する情報を提供していく。創刊号は5月24日に1,280円で発売される。
展示会には約300社の参加が予定されているが、出展社リストを見る限りでは、昨年と同様にコンシューマーよりの展示は少なく、インフラ関係の展示が多くなりそうだ。なお、基調講演にはISOC（Internet Society）のDonald M. Heath会長や、野田聖子郵政大臣などが登場する予定だ。
('99/2/26)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]