ニフティ株式会社は、同社が運営するニフティサーブの会員にSPAMメールの送信を続けている人物に対し、ダイレクト・メール送信禁止の仮処分申立を3月1日に東京地方裁判所に行なうと発表した。会員から寄せられた苦情に対応するため、今回の仮処分申立に踏み切ったもの。
この人物は、プロバイダーを利用して、'95年4月頃から現在まで、長年に渡ってニフティサーブの不特定多数の会員に対してわいせつビデオ販売に関するダイレクトメールを送信し続けている。ニフティでは、その人物に警告メールや郵送での通達を行なったほか、その人物が利用しているプロバイダーなどに対処を求めてきたが、注意を受けるとプロバイダーを乗り換えるなどして、SPAMメールの送信を繰り返してきたという。
('99/2/26)
[Reported by junko@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]