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ロータス株式会社は、グループウェアの新バージョン「ロータス ノーツ R5/ドミノ R5」を4月16日に発売する。新バージョンでは、クライアント、サーバー共にインターネット機能を強化したのが特徴だ。また、Webアプリケーション開発環境「ロータス ドミノ デザイナー R5」も同時発売される。
「ノーツ R5」は、1つでメール、スケジュール管理、WWW閲覧などが可能な総合クライアントソフト。メールクライアントとしては、POP3、IMAP4、SMTP、LDAPのプロトコルに対応している。新バージョンでは、ユーザーインターフェイスが大きく改良されており、「Go」「Back」といった矢印ボタンでページ間の移動を行なうようになった。また、新着メールやスケジュール、常時チェックするニュースサイトなどを自分用にカスタマイズしたページに表示する「ヘッドライン」機能も加えられている。ここでは、検索サービスの「Infoseek JAPAN」との提携により、検索機能とニュース等の情報を提供する「インフォクリップ」サービスを利用できる。Windows 95/98/NT対応で、価格は、7,400円(ドミノ クライアント アクセス ライセンス)からとなっている。
「ドミノ R5」は、用途に合わせ機能別に3種類のサーバーライセンスが用意されている。POP3、IMAP4、NNTPなどのプロトコルに対応し、メッセージング/コラボレーション機能を持つ「ドミノ メールサーバー」は、価格99,400円。ドミノ メールサーバーにWebアプリケーションサーバー機能を加えた「ドミノ アプリケーションサーバー」は、価格256,700円。さらに、クラスタリングサービス、課金機能などを加えた「ドミノ エンタープライズサーバー」は価格714,300円。なお、ドミノは、全製品ともWindows NT、IBM AIX、Sun Solaris対応となっている。
「デザイナー R5」は、ドミノR5上で稼働するWWWアプリケーション用の開発環境。WWWブラウザーとノーツクライアントの両方をサポートするアプリケーションを開発でき、WWWサイトの構造設計を行なう「アウトラインデザイナー」、WYSIWYGベースのHTMLオーサリングツール「ページデザイナー」などの機能を持つ。Windows 95/98/NT対応で価格65,300円。
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('99/3/2)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]