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http://www.x-zone.canon.co.jp/WebView/sites/site.htm
http://www.x-zone.canon.co.jp/WebViewTokyo/news/annai4.htm
キヤノン株式会社は17日、インターネットを利用した3Dライブ映像配信システム「3D-WebView」を開発したと発表した。
同社は、'97年3月よりインターネット経由でライブ映像を配信するシステム「WebView/Livescope」を、パソコン本体やビデオカメラ、サーバーソフトなど、システム一式100万円程度で販売している。
今回発表された3D-WebViewは、3D映像による状況把握を必要とする専門的な用途向けに開発されたもの。遠隔医療や遠隔教育、原子力施設や火山の監視など、よりリアルで正確な映像情報が要求される業務への応用を想定しているという。
ただし、Webブラウザーで参照できるWebView/Livescopeとは違い、3D-WebViewでは見る側も特殊なディスプレイが必要となる。基本的に特注販売となるのが、価格はパソコン本体、3D二眼カメラ、二画面合成機、3Dディスプレイ、サーバーソフト、ビューワーソフトなど、システム一式で600万円~数千万円程度。
同社では、3月24日に都内で開催される「第四回サイバーメディア・フォーラム」でこのシステムのデモンストレーションが行なう予定。一般参加も可能で、23日まで申込を受け付けている。詳細については、上記のWebページを参照のこと。
('99/3/17)
[Reported by yuno@impress.co.jp]