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【ソフトウェア】

オフラインでもICQ、イスラエル企業がソフトを開発

■URL
http://www.signaler.com/

 インターネットに繋がっていない状態でも、パソコンとモデムの電源さえ入っていれば、ICQのメッセージを受信できるようになる。そんなソフトをイスラエルのNew E-Mail Communications Systems(NECS)が開発した。

 ICQの特徴は、相手が今インターネットにアクセスしているかどうかを確認できるところだ。だが、相手がネット上にいなければ、電子メールと同じく、ICQでメッセージを送っても、相手がネットに接続したときまでメッセージは伝わらない。

 NECSが開発した「Signaler」と呼ばれるソフトをWindowsにインストールしていれば、電話のように、オフラインの相手を呼び出す機能をICQに持たせることができる。特別なハードウェアは必要なく、相手のモデムに特殊な信号を送ることでメッセージを表示する仕組みになっている。

 ただし、電話回線の性質などの事情により、現時点でこのソフトを利用できるのは米国、カナダ、ドイツ、イスラエルのみ。ここ数日で韓国、スイス、アイルランド、英国が利用可能になる見込みだという。残念ながら、今のところ日本では利用できないが、面白いソフトだけに、将来サポートされることを期待したい。

('99/3/23)

[Reported by taiga@scientist.com]


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