■URL
http://www.istinc.co.jp/jar/ref.html
インターネット視聴率調査の「Japan Access Rating(JAR)」は、第1回目の調査レポート「JARレポート VOL.0001」を発表した。
JARは、テレビの視聴率調査に近い方法で調査を実施し、レポートを4週間ごとに提供するというサービス。今回はサービス開始後、初のレポートとなる。調査は、対象となるユーザー側に専用の測定用ソフトを導入し、接続したURL、時刻などを刻々と測定サーバーへ記録するという方法で進められた。調査期間は'99年2月1日から28日まで、有効サンプル数は1,893名。上記URLでレポートの要約を見ることができる。
レポートによると、2月の総合アクセスランキングは、1位が「yahoo.co.jp」、以下、2位「nifty.ne.jp」、3位「biglobe.ne.jp」、4位「geocities.co.jp」、5位「impress.co.jp」と続いている。接続環境別で見ると、自宅、職場/学校とも「yahoo.co.jp」が1位で強さを見せているが、2位以下では、自宅接続がgeocities、biglobe、niftyなどのプロバイダー系、職場/学校接続では、impress、nikkeibp、asahiなど出版・新聞系が上位にランキングされている。また、JARの調査は、サイトにどのくらいの時間滞在したかを表す指標「TSS(Time Staying in Site)」を測定できるのが特長。それによると、1サイト当たりの滞在時間は平均107秒とのこと。
なお、「JARレポート VOL.0001」は、より詳細な内容によるパッケージ製品として販売されている。価格は、「JARスタンダード・レポート」が1回契約5万円、年間契約で3万5千円(月額換算)から。
◎問い合わせ先
('99/3/25)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]