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■URL
http://www.ericsson.com/pressroom/19990325-0007.html (Ericsson発表)
http://www.corporate-ir.net/ireye/ir_site.zhtml?ticker=qcom&script=410&layout=9&item_id=24956 (Qualcomm発表)
http://www.qualcomm.com/news/pr981020b.html (1998年10月時点でのライセンスに関する発表)
スウェーデンのEricssonと米国のQualcommは25日、次世代携帯電話技術に関してクロスライセンスを結び、共通規格を作っていくことで合意したと発表した。また、EricssonはQualcommによるCDMAのインフラ事業や研究開発部門を買収することも発表した。
CDMAを元にした次世代携帯電話技術「IMT-2000」規格案としてITUに提出されているものには、Ericssonらが推進するヨーロッパの「W-CDMA」と、Qualcommらが推進する米国の「cdma2000」（cdmaOneの後継）がある。日本でも前者はNTTドコモが、後者はセルラーグループやIDOが採用を予定している。両規格は対立しており（本誌1998年12月21日号参照）、一時QualcommはEricssonらにCDMAの基礎技術のライセンスを提供しないと発表していた。今回の合意では両者が歩み寄り、統一規格を制定していくとアナウンスしており、次世代携帯電話のサービス開始に弾みがつくものと期待される。
('99/3/26)
[Reported by masaka@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]