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【調査結果】

アダルトサイトの見過ぎは深刻な精神障害に繋がる

■URL
http://www.apa.org/releases/sexsite.html

 米国心理学協会は28日、米国のインターネット利用者の15%はアダルトサイトを定期的に見ており、長時間アダルトサイトを見ると深刻な心理的障害が引き起こされる可能性があるとの研究結果を発表した。

 調査は、昨年の3月から4月にかけての7週間にわたり、MSNBCのWebサイト上でアンケートの形で行なわれた。回答者の男女比率は、男性が86%、女性が14%。アダルトサイトへのアクセス場所については、78.8%が家庭から、5.8%がオフィスから、12.7%が両方からと回答したという。

 同レポートで注目されるのが、長時間アダルトサイトに接する人に見られる性的な事柄に対する精神的苦悩、性的強迫神経症といった症状。こうした症状が見られるのは、一般平均では人口全体の5%程度。これに対し、週に11時間以上アダルトサイトに接する人を対象とした場合、8%でその症状が見られたという。

 レポートの著者たちは、長時間アダルトサイトを見ていると、性的強迫神経症のような障害を引き起こす可能性があると警告している。

('99/3/30)

[Reported by taiga@scientist.com]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp