株式会社クロスウェイブ コミュニケーションズ(CWC)は、4月末から開始する「高速バックボーンサービス」の料金体系を発表した。CWCは、'98年10月に、IIJ、トヨタ、ソニーにより設立されたデータ通信会社。12月には、郵政省より第1種電気通信事業の許可を取得している。
高速バックボーンサービスは、任意の2点間を高速デジタル回線で接続するサービス。回線の容量は、1.5Mbps~600Mbpsまで用意されており、ISPやCATV、放送事業者などのバックボーン構築用に提供する。
月額料金は次の通り(600Mbpsは試験的に提供するため料金未定)。
距離 / 容量
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1.5Mbps
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45Mbps
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150Mbps
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~200km |
20万円
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240万円
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480万円
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~600km |
30万円
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360万円
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720万円
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600km超 |
40万円
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480万円
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960万円
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なお、4月末のサービス開始当初の提供地域は、東名阪、北陸地域の25カ所。以後10月末に北海道から九州までの全国45カ所以上、2000年3月末には、全国の都道府県(沖縄を除く)の80カ所以上に拡張する予定。
今後、同社では、Point to Multi-Point(1対多)のプラットフォームを提供する「ネットワークプラットフォームサービス」、全国77カ所のアクセスポイントからダイヤルアップ接続ができる「ダイアルアップポートサービス」を予定している。
('99/4/5)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]