■URL
http://www.iij.ad.jp/whatsnew/SLA.html
インターネットイニシアティブ(IIJ)は6日、インターネット接続サービスの品質を保証するSLA(Service Level Agreement)制度を導入すると発表した。サービスを評価するための具体的な基準値を設定し、品質がこれを下回る場合は利用料金の一部が返金される。国内では初めての導入となり、6月上旬の開始を予定している。
IIJでは、サービスが常に利用可能な状態であることを保証する「回線可用性」、指定した2点間の往復伝送時間を保証する「遅延」、障害が発生した際に所定の時間内に通知することを保証する「障害通知」の3項目で基準値を提示。インターネット接続の品質を定量的に保証していく。専用線接続サービスを利用しているユーザーが対象で、SLA導入にあたって追加料金は発生しない。各項目の評価基準と返金額などについては後日発表する。
('99/4/6)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]