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http://www.idc.com/Data/Global/content/GB040599PR.htm
IDCは5日、World Times社と共同で調査した'99年版「Information Society Index(ISI)」の概要を明らかにした。世界55カ国を、情報インフラ、インターネットインフラ、コンピュータインフラ、社会インフラの4つの視点から分析したもの。
ISIは、昨年の調査(本誌'98年3月18日号参照)から世界全体で8%上昇。中でも、電子商取引の劇的な拡大に伴い、インターネットインフラが平均で108%拡大した。一方、社会インフラは多くの国で縮小しており、世界全体で1%のダウン。コンピュータインフラと情報インフラについては、それぞれ10%、9%の上昇となった。
同社によると、相変わらず情報経済における米国の独占的立場は揺るぎ無いものだが、英国、フランス、日本などの先進諸国よりも、シンガポールのような比較的小さなアジア諸国が急激に情報化を進めているという。
('99/4/6)
[Reported by yuno@impress.co.jp]